こばじの部屋

20代/日本企業のITエンジニア/ハリポタ/吹奏楽/読書

おもしろい考え!生存者バイアス

こばじです。

最近私が興味を持っている考え方に

「生存者バイアス」というものがあります。

今回はそれを記事にしてみます。

目次

はじめに

簡単な自己紹介

静岡県に住むIT企業勤務の20代です。

生存者バイアスとは

「物事から漏れているものを見逃す」というものです。

こばじさーん、ちょっと何言っているかわかんないよ

という声が聞こえてきそうですね。

よく使われる事例とともに説明します。

あなたなら、戦闘機の帰還率を上げるためにどこを補強する?

時は第二次世界大戦中。

帰還した戦闘機には多くの損傷があります。

その中でも、翼や中心部分に損傷を負う傾向にあります。

そんなとき、戦闘機の帰還率を上げるために補強を指示されたあなた。

あなたなら、どこを補強しますか?

画像付きを希望される場合は、お手数ですが

「生存者バイアス」で画像検索してみてください。
















戦闘機における生存者バイアス

今回のケース、安直に考えられるのは、

損傷の多かった翼や中心部分を補強する

という方法でしょう。

しかしその判断は正しいのでしょうか?

今回統計を取ったのは、帰還できた戦闘機のみです。

裏を返せば、帰還できなかった戦闘機は統計に含まれていません。

「帰還できた戦闘機は、翼や中心部分に損傷を負っている」ということがわかると同時に、

「統計上損傷のない部分(コックピットなど)に損傷を負っている戦闘機は帰還できない」ということもいえます。

(対偶をとると、成り立ちますね。)

つまり、

損傷のない部分を補強することで

帰還率を上げることができる

と考えることができるわけです。

生存者(=帰還した戦闘機)のみを見ていたために、

帰還できなかった戦闘機を見逃してしまい、誤った判断に繋がってしまいかねない。

それが生存者バイアスです。

その他の事例

この生存者バイアス、世の中には多くの事例があります。

最近遭遇したものを紹介します。

ネットワークビジネスを紹介する人

ネットワークビジネスを肯定/否定するものではございません。

ご自身の責任で行動してください。


ネットワークビジネスについて話をしてくれる人は、ネットワークビジネスの成功者たちです。

成功者なので、もちろん経験者です。

一方、ネットワークビジネスに反対する人たちの多くは、自らは経験していない人たちです。

「経験者かつ勧誘する人」と「未経験かつ推奨しない人」では、前者の方が信用できますよね。

なのでネットワークビジネスは是非やるべきだ!!

…というのが生存者バイアスですね。

ネットワークビジネス経験者かつ失敗した人もいます。

ネットワークビジネスに失敗した人の声はなかなか聞けないので、

生存者(ネットワークビジネスに成功した人たち)の声ばかり聞こえるわけです。

大学院進学を勧める人

※大学院進学を肯定/否定するものではございません。

ご自身の責任で行動してください。


大学院に進学しようかどうか迷うAさん。

教授に相談してみると、とても優しく推奨してくれました。

また、社会に出てから研究をしている人も推奨してくれます。

そうか、大学院に行くことは良いことなのか。Aさんは大学院進学を決意しました。

…これも生存者バイアスがかかっていますね。

大学院に進学しなきゃよかった…という人の声を聞けていません。

大学教授や、研究を続けている社会人という、生存者の声しか聞けていませんね。

「非生存者はいない?」か考えることが大事

こばじさーん、生存者バイアスはわかったけど、じゃあどうすればいいの?

という声も聞こえてくるかもしれません。

私の場合、まずは生存者バイアスがあるということを認めます。

そのうえで、物事を考えるときに「生存者バイアスがないか?」「非生存者はいないか?」を考えるように気を付けています。

皆さまの中で、生存者バイアス対策でやっていることがあれば、是非教えていただきたいです^^

まとめ

  • 生存者バイアスとは、「物事から漏れているものを見逃す」というもの
  • 生存者バイアスにより、物事の正しい判断ができない場合がある
  • 生存者バイアスというものが存在するということを認めたうえで、「非生存者はいないか?」を考えることが大事

おわりに

他にも気を付けるべきバイアスはたくさんあるので、

すべてを仕組みなしで気を付けるなどはできないです。

先述したとおり、生存者バイアスに気を付ける仕組みなどあれば教えてください^^

感想や、「こうしたらもっと読みやすくなるよ!」などのコメントもお待ちしております。

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