こばじです。
先日、道を歩いていたとき、ゴミが落ちているのを見つけました。
そのときふと思ったんです。
このゴミ、拾って帰れば道は綺麗になる
そして同時に思いました。
この道でゴミ拾いのお仕事をしている人から仕事を奪うことになる
さらにこのように思いました。
視野を広くすると、意見も変わる
そこで今回は、視野を広くするとどのように考えが変わるのか、実例を交えて紹介してみます。
目次
はじめに
簡単な自己紹介
静岡県に住む、IT企業勤務の20代男性です。
視野を変えると意見が変わる
まず、冒頭にあった「視野を変えると意見は変わる」ということについて考えてみます。
具体例を挙げてみましょう。
題材は、冒頭でもお伝えした、ゴミ拾いの件です。
自分だけを見る場合
自分だけを見ると、ゴミを拾うことで得られる考えは以下でしょう。
- 道が綺麗になってよかったなぁ
- 地域に貢献できてうれしいなぁ
- 手持ちにゴミが増えて嫌だなぁ
デメリットもありますが、総合するとメリットの方が大きいと思います。
では視野を広げてみます。
自分と、そこで働く人を見る場合
いつもゴミ拾いをしてくれる、ひろこさんを追加してみます。
ひろこさんは、おそらく次のような考えをすると思います。
- 今日は道が綺麗で仕事も少ない。でも同じ給料もらえてラッキー
- 掃除しなくても道が綺麗だと、この仕事続けられないかも?クビになるかも?
ひろこさん目線では、短期的には嬉しいかもしれませんが、
長期的には稼ぎ口がなくなるリスクを持っているかもしれません。
さらにもう一人追加してみます。
自分と、そこで働く人と、その人を雇う人を見る場合
ひろこさんを雇っている雇い主、やとよさんを追加してみました。
道のゴミ拾いという例では、やとよさんは自治体の方ですかね。
やとよさんは、こんな考えを持つと思います。
- ひろこさん、仕事少ないし給料少なくていいか
- ゴミ拾いしてくれるボランティアいるなら、わざわざひろこさんを雇う意味なくない?
ここまで来ると、ゴミ拾いしない方が良いように思えるかもしれません。
ではもう一つ、視野を広げてみましょう。
こばじ、ひろこさん、やとよさんの住んでいるエリア、しずか全体で考えてみます。
自分と、そこで働く人と、その人を雇う人と、これらの人々が生きる社会を見た場合
しずか全体では、次のような考えが出るかもしれません。
- ゴミ拾いで稼げる人が減ってしまう
- 稼げる人が減ると、生活が成り立たなくなり路頭に迷う人が増える
随分深刻に思えますね。
一方、次のような考えもあるかもしれません。
- その人たちに、より成果の出せる、より高い給料を出せる仕事を充てられるかもしれない
- その結果経済が潤うかも
決して悪い話でもないですね。
では最後に、もう一段階、視野を広げてみます。
さらに視野を広げた場合
より広い世界、にほにほを追加します。
そうすると、どうなるでしょうか?
色々な考えが出てくるかと思います。
例えば、
- そもそもゴミが道に捨てられることがなくなり、「ゴミが道に捨てられない街、しずか」というキャッチフレーズで、しずかがモデル地域に指定される。
- 他の地域にも横展開される。
- ゴミ拾いの仕事がなくなったことで、路頭に迷う人が増える
ハッピーな話も、ホラーな話も、論理的な話も、飛躍した話もたくさん出てきます。
何でもアリだと思ったので、図では「XXX」と記載してみました。
視野が一致して初めて会話が成立する
具体例を挙げましたが、ここで伝えたかったのは、
視野が一致して初めて会話が成立する
ということです。
ひろこさん目線で物事を捉えている人と、やとよさん目線で物事を捉えている人では、
視野が違うので会話が成り立たないこともしばしばです。
会話していて、話が嚙み合わないなぁと思うことがあったら、
視野が違うだけかもしれませんね。
※もちろん、価値観が違うことで噛み合わないこともあります。
まとめ
今回のまとめはこちらです。
- 視野が変わると意見も変わる
- 話が噛み合わないのは、視野が違うからなのかもしれない
おわりに
最初は「視野を広く持つことが大事」という記事にしようと思っていました。
しかし、構成が決まりいざ書き始めてみると、「視野が違うことで会話が成り立たないこともある」という考えに至ったので、
話の筋を変えてみました。
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