Twitterを見て知りました。
ロシア国営テレビで「戦争反対」のプラカードを掲げる女性の話を。
ウクライナへ侵攻する部隊の中に、戦わずに降伏する人の話を。
そこで、自分がもしロシア出身・在住の人間だったらどうするか、主にプラカードの記事をもとに考えてみました。
目次
はじめに
簡単な自己紹介
静岡県在住で、IT企業に勤める20代男性です。
プラカードのニュース
BBCニュースをはじめ、多くのメディアがこのことを取り上げています。
とても簡単にまとめると、
ロシアの侵攻に反対するニュース番組の編集者が、生放送中に「戦争反対」「プロパガンダを信じないで!」というプラカードを掲げた話です。
ニュースを読んで、心打たれました。自分の正義を貫く、かっこいい方だなと尊敬しました。
さて、私がロシア出身・在住で同じようにニュース番組を編集していたらどうしていたのでしょうか。
もっと身近な例でもいいです。会社で上司から改ざんを命令されたら…(※命令されたことはありません。今後もされません。)
…例を考えてみましたが、次元が違い過ぎましたね。会社からの悪い命令だったら、万が一あったとしても逆らえますし逆らいます。
が、国家となると話は変わるかもしれないですね。
考えられる行動選択肢
主に以下が選択肢として考えられると思います。ありたい姿は1つ目の選択肢です。が、実際はどうでしょうか。
- 自分の正義を貫く(彼女と同じことをする)
- 疑いながらも、自分の身を守るために任務を全うする
- 疑いながらも、国のために任務を全うする
- (※本心ではないです)「ロシアは侵攻しておらず、正義のために戦っている」と信じ、任務を全うする
1. 自分の正義を貫く(彼女と同じことをする)
これ、上述したとおり、ありたい姿です。また、あるべき姿だと思います。
しかしそれをすると拘束される(現に彼女も拘束されているらしいとBBCも報道しています)ほか、下手したら命の保証はありません。
北朝鮮や中国で体制を批判するように、命の保証はないでしょう。
と思うと、私にはとてもできません。
2. 疑いながらも、自分の身を守るために任務を全うする
多分この行動を取るかと思います。ただ、これは長続きしないだろうなって思います。やりたくないことをやるのですから。心身ともに疲弊します。
3. 疑いながらも、国のために任務を全うする
家族や愛する人のために、であればわかるのですが(以下略)。
4. (※本心ではないです)「ロシアは侵攻しておらず、正義のために戦っている」と信じ、任務を全うする
これも十分ありうるかと思います。ロシアが発信するニュースを見ていれば、ロシアは正義のために戦っていると思う可能性があります。
念のため断っておくと、見出しでもお伝えしていますように現在の私は、このようなことを1ミリも思っていません。
東側諸国の人間であれば、もしかしたら「4」もありうるのかも
話の抽象度を少し上げます。ロシアや中国といったいわゆる「東側諸国」であれば、先ほどの選択肢4を取る可能性もあります。
というのも、今の国際社会は「欧米(西側諸国)vs中露(東側諸国)」という大きな構図があります。
この構図から、中露をはじめとした東側諸国にいる限り、東側諸国の情報・主張が正しいと思う可能性は十分にありますよね。
そのため、選択肢4を取る可能性も十分あると思いました。
詳しくは以下の記事でも解説しているので、よかったらご覧ください↓↓
おわりに
今回の件に留まらず、自分の正義を貫ける人はかっこいいと思います。
皆さまは今回の出来事についてどのように思われましたか?良かったらコメントで教えてください。
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