会社で新人ではなくなった私。後輩ができて、仕事について後輩と色々と話をする機会があります。
その時に感じたことをまとめました。
目次
はじめに
アフィリエイトではないです
まずお断りすると、この記事はアフィリエイトや案件などではございません。 すべて一素人の見解です。
簡単な自己紹介
IT企業に勤める20代の社会人です。後輩も入ってきて、数名のチームで開発を進めています。
後輩が色々と不安を抱えているらしい
ある日のこばじ。後輩から技術的な質問を受け、応対していました。
その質問が終わったときに後輩が切り出します。
こばじさん、技術的なことではないのですが、ちょっと相談してもよいですか?
後輩が働きやすいチーム作りに貢献するのが先輩の務めだと感じている私からすれば、断る理由はありません。
話を聴きます。
今自分がチームで足を引っ張っているのですが、こばじさんが自分と同じくらいの頃はうまく動けていましたか?
答える前に思ったこと。「人と比べても仕方ないよね。」でも言いませんでした。
これは人と比べてしまうくらい劣等感に悩まされているのかなと思ったからです。
また、以下の記事でも伝えているとおり、「真実かつ有益なことのみ話す」をスタンスにしている私にとっては、それを伝えても有益ではないと思ったためです。
こばじの対応
相談を受けて思ったこと、対応したことを書いてみます。
話してくれてありがとう。
まずは、話してくれてありがたかったことです。なかなか相談しにくいかもしれない話題だったので、それを話してくれたことはとても嬉しいです。
以下の記事で紹介しているように、仕事においてネガティブな報告でも嬉しい私からすれば、(内容はともかく)相談してくれたこと自体とても嬉しいです。
聴くのみ。求められたら話す。
こばじさんの頃はどうでした?
今の自分に対して改善点をいただけないでしょうか?
こういった回答やアドバイスを求める言動があったので、答えました。
それまではこちらから話すつもりはありませんでした。状況を聴きたいからです。
ちなみに今回の「きく」は、「十分にきく」という意味を込めて「聴く」と表記しています。
リフレーミング
回答やアドバイスを求められたのですが、うまく言えない…。正直自分のことで精いっぱいだったからです。
それでもなんとかひねり出しました。
そこで使ったのが「リフレーミング」です。
「超時間術」(DaiGo著)では、大まかに「嫌な状況を前向きに解釈すること。ネガティブな感情に立ち向かうテクニック」と紹介されています。
つまり、次のように言い換えました。
(足を引っ張っているとは思っていないけど)あのとき注意深く確認してくれたから、チームがおかしな方向に進むのを防げましたよ。
具体的なエピソードを添えられたから、納得しやすかったのかもしれません。
なお、紹介した「超時間術」はこちらです。↓↓
対応したあとに思ったこと
会話は終わりました。そのあとに思ったことをまとめてみます。
短期的な効率という意味では無視した方が良いの?
短期的にみると、自分の時間も大事なので無視した方が速いという考えもあるかもしれません。
無視とまでいかなくても、「5分だけならいいよ」のように言うという考えもあるかもしれません。
しかし、後輩の話を傾聴することは、後輩にとってはもちろん、チームを良くしていきたいと思う私にとっても大きなメリットがありました。
というか、メリットデメリットではなく、聴いておきたいと思いましたね(仕事なので、もう少しメリデメで考えてもよいのかも?)。
効率という観点で考えてもよいけど、そもそもここで効率という考え方をしたくない
「短期的な効率」という観点ではもしかしたら「無視」「5分に限る」などの対応案もあったかもしれません。
しかし「長期的な効率」という観点で考えると、傾聴した方が良いと思っています。先述したとおり、傾聴した方がチームは良くなりやすいと思うためです。
そもそも、こういった仕事のベースとなるレベル(IT人間には「レイヤー」という表現の方がわかりやすい?笑)の相談に対しては、効率的かどうかではなく、相談者やチームのためになっているかどうかという観点で考えることが大事だなと思っています。
おわりに
読んでいただきありがとうございました。
相談に対して全力で傾聴する、ということの大切さを感じ、記録しておきたいと思ったのでまとめました。
裏話としては、相談してもらえる人間になれていて良かったなと思うばかりです。
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