こばじの部屋

20代/日本企業のITエンジニア/ハリポタ/吹奏楽/読書

【読書まとめ】「挑む力~世界一を獲った富士通の流儀~」で富士通を知る

※2022/07/28:本の紹介ページが変更されていたため、更新しました。

日経BPから2012年に出版された「挑む力~世界一を獲った富士通の流儀~」という本を読んでみました。

本の紹介ページはこちらとなっております(日経BPより)。気になる方はご覧ください。

bookplus.nikkei.com

せっかくなのでアウトプットとしてまとめてみます。


目次

はじめに

アフィリエイトではないです

まずお断りすると、この記事はアフィリエイトや案件などではございません。 すべて一素人の見解です。

簡単な自己紹介

IT企業に勤める20代です。

本について

では早速本について紹介していきます。

読むきっかけ

以下のような想いがあり、この本を読みました。

  • IT企業に勤める私として、IT企業大手の特徴を知っておきたい
  • 多少古い本ではあるが、土台や風土を参考にしたい

本の大まかな構成

富士通がやってきた大きな仕事それぞれについて、関係者である社員がエピソードを語り、最後にまとめて解説が入るような構成です。

エピソードには、スパコン「京」(今では「富岳」を語ってもらいたいですが、出版年が2012年なのでしょうがないですね^^)、東日本大震災復興、富士通ブラジルの設立など様々なものが含まれています。

また、解説は一橋大学名誉教授である野中郁次郎さんによって行われています。

気づき

実際に得られた気付きを共有します。

使いたいと思ってもらえることが大事

これは、東日本大震災の復興に関するエピソードを読んで気付いたことです。

社員が被災地へ現地入りして、避難所の体育館へ行った時のこと。支援物資が山積みになっているのを見て、「これをシステムで管理できたら効率化するだろうなぁ」と思ったそうです。しかし同時に「どれだけ良いシステムを作ったとしても、使う人が使いたいと思わなければ、使ってもらえない」と認識したそうです。

使う人が使いたいと思わなければ、使ってもらえない…、そのとおりだなと思います。

これはシステムだけに限らず、何事にも言えると思います。私が現在書いている記事も、読む人が読みたいと思ってもらえなければ、読んでもらえないでしょう。恋愛にしても、どれだけハイスペックな人間だとしても、その人と付き合いたいと思ってもらえなければ、付き合うことはできないでしょう。

他人の畑に入り込んでやってよいのは比較まで。批判はNG

こちらは、富士通ブラジル(そういう会社があったんですね!今もあるのかは不明です)で活躍された方のエピソードを読んで気付いたことです。

日本から遠く離れた国、ブラジル。そこへ勝手に行った日本人が「ブラジルの○○が嫌だ」などと批判するのはお門違いだ、というエピソードでした。

これもそのとおりだなと思います。自分で選んでブラジルへ行ったというのに、ブラジルを批判しても、聞いている側は気持ちよくないですね。逆の立場だとして、海外から日本に旅行しに来た人が「日本は○○だから嫌です!」と言われても気分が悪いです。

なお、この本では比較までは良いですし、むしろ推奨されています。新たな気付きにもなりますし、純粋におもしろいですもんね。客観的な話はOKだが、主観的な話はNGだ、という理解をしました。

実践知のリーダーシップ

こちらは、野中郁次郎さんの解説に書かれていたものです。

富士通内部では、「実践知」が浸透していること、そしてその実践知を率いる「リーダーシップ」が備わっていることが書かれています。

ここで「実践知」という言葉の定義を説明します。善いことであると誰もが共通認識するものを、最善の方法で実現するための知識というように理解しています(私には説明が難しかったので、はき違えているかも…?)。

図で言うとこんな感じだと理解しています。実践知があれば、最善の方法で善いことを実現できる、という理解です。

実践知とは

また、その実践知のリーダーシップを発揮するために以下の6プロセスが必要である、と書かれています。

  1. 「善い」目的を作る能力
    • ありたい姿が何なのか、何を実現したいのか明確にする能力だと理解しました。
  2. 場をタイムリーにつくる能力
    • ありたい姿やその実現に向けた熱い想いを人に伝え、共感・共振・共鳴することを通じて仲間を増やすものだと理解しました。
  3. ありのままの現実を直感する能力
    • ありたい姿の実現に向けて、現在地を理解する能力だと理解しました。
  4. 直感の本質を概念化する能力
    • 「ありのままの現実を直感する能力」で得られた現在地というのは表面的なものなので、それの抽象度を上げて本質的に理解する能力である、と理解しました。
  5. 概念を実現する政治手腕
    • どのような道筋で実現するか、という能力だと理解しました。
  6. 実践知を組織化する能力
    • 実践知を組織に浸透させるために、次世代へ実践知を引き継ぐ能力だと理解しました。

この中でも、熱い想いを伝えるというところが特に重要だと思いました。この本の各エピソードでも、熱い想いが描かれています。そしてその想いがあり、周囲が共感・共振・共鳴したからこそ、難しい課題もやってこられたのだと私は考えています。

アクションは「熱い想いを持ち、伝える」

「気付き」にて記載した、熱い想いを持つこと。そして伝えること。それを大切にしていきます。

おわりに

読んでいただきありがとうございました。 皆さまは仕事に対して、またはプライベートに対して、何か熱い想いを持っていますか?何に対して熱い想いがあるのか、そしてどういう想いがあるのか、よかったら聞かせてください^^

また、感想や、「こうしたらもっと読みやすくなるよ!」などのコメントお待ちしております。 気に入っていただけた方は是非 「読者になる」ボタンをクリックして、読者になっていただけると嬉しいです!