仕事で後輩や部下が増えてきたことに伴い、思うようになったことがあります。
それがタイトルにもある「ネガティブ報告にこそ感謝の気持ちを持って接する」ということです。
そのことについてまとめてみました!
目次
はじめに
簡単な自己紹介
私はIT企業に勤める20代です。仕事の中ではリーダーやサブリーダーを担当することが多いです。
感謝の気持ちについて
仕事に限らずプライベートでも、何かに感謝するときってありますよね。皆さまはどのような時に感謝しますか?
私の場合、主に以下の時に感謝しています。
- 親切にしてくれたとき
- 結果うまくいかなかったとしても、気持ちを込めて何かをやってくれたとき
- ネガティブでも報告してくれたとき
親切にしてくれたとき
これは鉄板かもしれませんね。プレゼントをくれたり、親切にしてくれたときには感謝をしています。
結果うまくいかなかったとしても、気持ちを込めて何かをやってくれたとき
私の場合、結果こそうまくいかなくても、そのプロセスに感謝します。
例えば、すぐに入れるわけではないけれど、お風呂を沸かしておいてくれた時に感謝します。
結果としては、すぐに入るわけではないとしても、お風呂を沸かすというプロセスに感謝しているわけです。
ネガティブでも報告してくれたとき
この「ネガティブでも報告してくれたとき」、すなわち「ネガティブ報告」への感謝を特に忘れません。
詳細は次項目で説明します。
私が大切にしているネガティブ報告に対する感謝の気持ち
なぜ私がネガティブ報告に対して感謝するのか、説明してみます。
報告されないよりかはずっと良い
仕事をしていると、ネガティブな報告って色々ありますよね。
- 誤ってデータを削除してしまった
- スケジュール見積もりを誤って遅延が発生してしまう
- お客様を怒らせてしまった
これら、報告される側からすれば「報告してくれ!」と思う一方で、報告する側からすれば「報告したくない」という気持ちがあるのではないでしょうか。
もちろん「社会人だからそれくらい報告して当たり前だ!!」という考えもあると思います。私はそれも正しいと思います。
ただ、報告する側からした「報告したくない」という気持ちも正しいと思います。
このようなとき、「報告したくないから隠ぺいする」という行動をする人も中にはいます。そうなると、それこそ困りますよね。
報告されないよりかはずっと良い、そんな想いがあり、私はネガティブ報告を受けたときに「報告してくれてありがとうございます」と伝えています。
怒らないの?
読んでいただいている方からすると、「怒らないの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
私は仕事で怒ることはありません(感情に任せて発言しないです、という意味です)。
確かに、ネガティブ報告を受けて怒りたくなってしまうことはあります。しかしそこで怒ってしまうと、次から報告のハードルが上がってしまいます。
ネガティブ報告に対する心理的安全性が損なわれて、報告者が病んでしまったら、それこそ困ることになります。
それを防ぐためにも、怒りません。
参考:アンガーマネジメント
怒りが収まらないこともあります。その場合私は6秒黙ることにしています。
以下に書かれているように、アンガーマネジメント(怒りを管理する方法)の中に、6秒数える方法があります。私には効果てきめんでした。
叱らないの?
怒りは感情に任せたものであるとして、リーダーとして叱ることはないの?と思われるかもしれません。
私の場合、叱るというよりも「リクエストする」ことが多いです。
まったく叱らないわけではないですが、それよりも「なぜこのようになったのか分析してほしい。そして次に起こさないために一緒に考えさせてほしい」と伝えることの方が多いです。
おわりに
読んでいただきありがとうございました。
皆さまは、どのようなときに感謝しているなぁと思いますか?是非コメントで教えてください。
また、感想や、「こうしたらもっと読みやすくなるよ!」などのコメントもお待ちしております。
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